サイクロングラフィックスのショートアニメ展その5「セル画」展示コーナー
杉並アニメミュージアムで開催中の「サイクロングラフィックスのショートアニメ」展では「大須のぶーちゃん」のセル画を展示しています。
今回、セル画の制作をしてくれたのは、「大須のぶーちゃん」「ナンダカベロニカ」で動画とペイントで協力してくれたスタジオWishさん。セル画はセルと呼ばれる透明なシートに動画の線を転写し、裏側から絵具で彩色して作成します。アニメ制作のペイント工程は、現在はデジタルで作成するので、人の手で塗るセル画はとても貴重。Wishさんはセル画ラボさんの協力のもと、なくなりつつある「セル画」の魅力と技術を伝えていくために活動されています。今回はセル画展示にご協力くださりありがとうございました!
今回セル画にしたのは大須のぶーちゃんED「バリガチタッチダウン!!」のダンス絵。さらにはなんと第5話「姉ちゃんはお年頃?」でアニメーターで参加してくれた竹内進二さんが、展示用にメイド姉ちゃんの動画を描きおろしてくれました!
竹内進二さんがキャラクターデザインをされている「ナンダカベロニカ」。竹内さんはベロニカでも展示用に特別に描きおろしてくれました!
絵具によるセル画はとても深い味わいがあります。ぜひ杉並アニメーションミュージアムにて堪能してください!